歴史修正主義問題がテーマの社会学入門レポート具体例
〜歴史認識の問題点とは、いつから何が悪いのか〜偽史学の改竄手口批判〜

暁 美焔(Xiao Meiyan) 社会学研究家, 2019.5.2

 「歴史学の研究方法」を理解するためには、「歴史修正主義」ついて学習するのが近道である。 何故ならば「歴史修正主義」とは「歴史学の研究方法」に沿っていない主張とされているからだ。 ここでは真実を追求してきた先人たちの偉大なる研究成果である「認識論」を応用し、 「歴史修正主義」という社会現象が起きるメカニズムを解明する。 そして「社会学の観点から偽歴史を判定する方法」を紹介する。 このように社会学の観点からニセ歴史を識別する方法を実践する事により、 「歴史学と社会学研究は統合すべきである」事を示す。 また、最近話題の身近な時事問題を題材として歴史修正主義判定の演習問題を示す。 最後に、社会学入門レポートテーマの面白い具体例「楽園仮説」を示す。

社会学的視点から歴史修正主義を検証する歴史学との統合理論

 「歴史修正主義には正義も無ければ未来も無い」と言われています。 このように「歴史修正主義」とは頻繁に使われる用語ですが、実際にその意味を理解している者は多くありません。 そこで「歴史修正主義」とは一体どのような概念なのか、 歴史改竄とはどのような手口で実現されるのかについて簡単に解説します。 歴史認識問題が終結しないのは、 単に重要な問題について誰も議論していないからに過ぎない事を示します。 都合の良い歴史を影響力によって真実にしてしまおうとする勢力があまりに強く、議論が全くされていないのです。 そこで認識論的観点から偽歴史を判定する方法である「トンデモ歴史検出キット(偽史ホイホイ)」を提示します。 また、その検出キットを用いて認定される「歴史修正主義の実例」を報告します。 歴史学研究法、歴史認識と解釈、史料批判などについて知りたい方におすすめ。

ニュース事例による疑似科学入門

 「科学の方法とは、実験結果が再現できることである」。 もしそう考えているとしたら大きな勘違いをしています。 「科学的方法」とは、哲学者達が考え出した知識の獲得方法で、自然科学だけを対象にしているわけではありません。 それ故に歴史学や社会学は「人文科学」、「社会科学」と呼ばれているのです。 「科学」とは何か、そして「疑似科学」とは何かについて本当に理解するためには、 哲学や社会学の知識は避けて通れません。 ウィキペディアの英語版を基にして、「疑似科学」とは何かについて分かり易く説明します。 更に「科学」とは何かについて説明し、「科学」と「擬似科学」の違いを明確に説明します。 次に、とある仮説を題材とした、疑似科学の分かり易い具体例を示します。 そして歴史改竄の手口を紹介し、 間違った仮説が信じられるようになる仕組みを社会学的に解き明かします。 最後に、ニュース事例を利用した疑似科学の評定の演習問題を示すと共に、 社会学入門レポートの具体例「楽園仮説」を紹介します。

歴史の真実に至る議論の方法入門

 歴史問題とは歴史の真実を明らかにするだけで本来終結するはずです。 歴史の真実が明らかにならないのは、深刻な矛盾を公開討論する事なく放置しているからです。 現在の日本では歴史仮説の問題点や、仮説間の比較についてディスカッションをする事はありません。 相手がうんざりして意見を言わなくなるまで批判する事により、 コンセンサスによる真実を確定しているその現状を説明します。 日本において歴史問題が終らない理由は、 単に日本人が「歴史の真実に至る議論」をしていないだけです。 ここでは「歴史の真実に至る議論の方法」を紹介します。

歴史修正主義研究〜社会問題の疑似科学〜


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