歴史学の定説の敗北とトンデモ歴史を流布するマスコミ
〜歴史問題の社会学〜歴史学者の社会問題〜学校教育とマス・メディアの教育問題〜
〜知的な闇の世界(intellectual dark world)への招待〜
X.M. 社会学研究家, 2023.2.10
日本の歴史学者達は研究手法をどう間違えたために、邪馬台国を見失ってしまったのか。
誤った研究成果がどのように確定されて通説や定説となり、史実として教科書に記述されてしまったのか。
邪馬台国論争がどうして百年の不毛論争になってしまったのか。
ここではこの「邪馬台国論争の真相」の全てを説明する。
1. 歴史学編
邪馬台国論争を行う場合のこれまでの論者の基本姿勢とは、「自分の説に魏志倭人伝の記述が合わない場合、倭人伝の記述の方が間違いである」というものだった。
しかし、この基本方針を以下のように変更するだけで倭人伝の謎は驚くほど簡単に解決するのである。
「歴史学者達の説明と魏志倭人伝の記述が合わない場合、歴史学者達の説明の方が間違いである」
一般向け。
魏志倭人伝の時代の国情である日本海呼称問題に注目し、卑弥呼のいた位置を地図で示します。
九州説、畿内説、四国説が全て成立しない事を科学的に証明し、邪馬台国が日本に存在したという説が実際には「キャンセル・カルチャー」で成立している説である事を示します。
そして「邪馬台国論争の真相」を説明します。
大学生向け。
邪馬台国が日本列島に存在したはずだ、という根拠は実は楽浪郡が平壌にあったという定説だけです。
定説とは単に楽浪郡が平壌にあったかというような説ではなく、朝鮮半島の歴史を箕子朝鮮から倭の消滅までの数百年に渡って改竄する、壮大な虚構の古代史の基盤となっている説です。
ここでは「楽浪郡平壌説」が「議論の余地がない」とされているのは、
科学的な検証を不問とする「特例嘆願」を実現するための「ウーズル」に過ぎず、
実際には「粛清文化」で成立している説である事を説明します。
そして邪馬台国論争が氷山の一角に過ぎない程の驚愕すべき東アジアの古代史の真実を示すと共に、古代史改竄の驚くべき手口を説明します。
そして邪馬台国論争が「楽浪郡平壌説」という「不当な結論」に基づいた「前提のごまかし」や「三人成虎」という詭弁の上に成立した論争である事を示します。
大学生向け。
学校で必ず教えられる「313年に高句麗は朝鮮半島北部へ進出し、楽浪郡を滅ぼした。」という歴史事件は実は根拠など存在しない作り話で、
疑問を持たないように子供を洗脳する愚民化教育のためのトンデモ歴史教科書である事も説明します。
「楽浪郡平壌説」とは、いつ、どこで、誰が、何を、何故、どう間違えてしまったのか。
その真相についても説明します。
そして日本の歴史学の史料批判のチェック項目には、世界の一般常識である「科学的な検証」が含まれていない事も説明します。
小学生向け。
分かりやすい「邪馬台国論争の真相」への入門編。
邪馬台国だけでなく、倭の五王のいた場所や任那日本府の謎についても考察し、
日本の歴史教育が政治問題となるような遺跡を説明していない事を示します。
政治的、社会的に公正な歴史仮説「ポリコレ歴史」を排除した日本人の起源について問題提起します。
邪馬台国や楽浪郡の場所が大した話に思えない程の驚愕すべき古代史の真相を紹介します。
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「歴史学の知見」って、道徳的に問題の有る異論を社会的に封印する事で立証して來たのですね。
「歴史学の通説」って、活動家達が大声で騒いでいればそれで決まるのですね。
「歴史学の定説」って、誰一人として反対する勇気が出せない説なのですね。
「歴史学的に確定された史実」って、歴史学以外の人間が精査すると一発でひっくり返されるんですね。
「歴史学の成果の蓄積」って、ゴミの山ですね。ゴミ箱に捨てた方がいいんじゃないでしょうか。
こんな簡単な問題が100年経っても解けないなんて、日本人はバカばっかりですね。
歴史学者の説明を鵜呑みにして人生を棒に振った者達は哀れですね。
2. 社会学編
邪馬台国論争が解けない根本的な原因は、単にそれが歴史問題であるだけではなく、社会問題でもあり教育問題でもあるためであろう。
日本社会には論争が終結しない構造的な原因が二つ存在するのである。
一つ目の原因は、日本社会では問題を解決する方法がハッキリ決められていない事である。
そしてもう一つの原因は学術界、教育界、マスメディアが次のような「ドグマ」(議論の余地が無いとされているアプリオリ)に支配されているためだ。
歴史学者達は神の使い(天使)ではないにも関わらず、「歴史学者達の説明に対し疑問を持ってはならない」という、「無敵の権威に訴える論証」である。
この二つの原因が恐るべき相乗効果を発揮して、以下に示すように論争が終結しない強固な仕組みが出来上がってしまったのである。
不毛論争の仕組み | 答えが見つかる国の社会教育とマスメディア | 答えが見つからない国の社会教育とマスメディア(ダチョウ養成教育) |
ゴール | どんな話が答えなのかを知る(嫌な答えも出口となる) | 好きな話を答えに、嫌な話を間違いにする(好きな出口だけを探す) |
考え方 | どんな話でも、おかしい所がないかチェック(出口へ) | 好きな話におかしい所があっても気にしない(好きな出口だけに向かう) |
答えの決め方 | 誰にもおかしい所が見つけられない話が答え(出口) | おかしい話でもみんなが好きな話が答え(みんなが好きな出口は無い) |
答えが出ない時 | 問題の前提に誤りが無いかチェック(出口発見!) | 歴史学者達の説明は絶対に疑わず、出口に気づかない(無限ループ!) |
嫌な話を聞いたら | みんなでおかしい所がないかチェック(出口へ向かう) | みんなで無視(プープー)。嫌な出口は無い事にする(ダチョウ誕生!) |
嫌な話をする人に | 話のどこがおかしいか、理由を言う(出口へ向かう) | 話をする人の頭がおかしいと言って怒る(嫌な出口には近づかせない) |
出口に辿り着くか | どんな話でも答えにするのでいずれ辿り着く | 答えが嫌な話だとダチョウ達が出口に辿り着く事は永遠に無い |
「ダチョウ」とは「ダチョウ症候群」という心の病気を持った人で、「目の前にある問題や危険を直視せず、何もしないでやりすごそうとする人」を指す。
「ダチョウ」になると嫌な話を聞いた時は「プープー」(Pooh-pooh)してしまう。
「プープー」とは「悪魔への制裁」とも言われ、「主張自体が議論するべき価値が無い」と言って話題にしない誤謬の一つだ。
答えが見つからない国(ダチョウの国)では誰も「嫌な話をする人」になりたくない。
誰も話題にしないので答えが見つかる事はない。
中学、高校生向け。
「裸の王様」、「臭い物にフタ」、「パンドラの箱」などの童話、諺、神話などを紹介し、「パンドラの箱」とは何かを説明します。
分かりやすい「邪馬台国論争の真相」への入門編。
一般向け。
「歴史問題は解決しない」と言われていますが、
歴史問題は歴史の真実を明らかにするだけで本来解決するはずです。
日本において歴史問題が解決しない理由は、
単に日本人が「歴史の真実に至る議論」をしていないだけです。
ここでは「歴史の真実に至る議論の方法」を紹介します。
一般向け。
南京大虐殺論争や従軍慰安婦問題でよく「歴史修正主義」という言葉が使われますが、
それがどういう概念なのかを知っている者はあまり多くありません。
「歴史修正主義」とは何か、及び「歴史学の手法」による「最適の仮説」とは何かを説明します。
そしてこれまで明らかにされて来なかった歴史修正主義を判定するためのチェック項目を具体的に示す「トンデモ歴史検出キット(偽史ホイホイ)」を提示します。
大学生向け。
科学的思考とは一体何かについてわかりやすく説明します。
疑似科学の特徴及びその手法とは何か、そして疑似科学によって生成される「パンドラの箱」の正体について説明します。
次にこれまで日本では曖昧にされてきた「科学と疑似科学との区別」とは何かを分かり易く明確に説明します。
また、ニュース事例を利用した疑似科学の分かり易い具体例を示すと共に、
疑似科学である事の評定方法を具体的に提示します。
そして東アジア古代史の真相が氷山の一角に過ぎない程の、日本社会の恐るべき「パンドラの箱」の正体について説明します。
最後に社会学入門レポートテーマの面白い具体例「楽園仮説」を示します。
これにより日本人がダチョウ化される理由を説明します。
まとめ
執筆開始から数年。
ついに、敬愛するカール・セーガン博士の教えの通り、
「すべての論証の鎖の輪の一つ一つがきちんと機能している弱点の無い」説が完成しました。
これにより「知的な責任(intellectual responsibility)」を持って、「学術界、教育界、マスメディアが全会一致で教えてきた古代史がニセ歴史である」と、
そして邪馬台国論争が解けない根本的な原因が「疑問を持つ事を許さない日本の思考停止教育にある」と宣言できるに至りました。
学術界、教育界、マスメディアの方々が「ロジカル・シンキング」を身に付け、
「問題解決」ができない場合には「水平思考」をするように指導し、
広く支持されている考えにも間違いがあると考える「反証的発想法」を推奨して「特例嘆願」を排除し、
邪馬台国論争が「擬似問題」である事に早く気付く事を祈ります。
そして「悪魔への制裁」や「無敵の無知論証」という詭弁に逃避する事無く、
子供たちに知識人の公正さを示す日が来る事を祈ります。
ニセ歴史を子供たちに教え続ける学術界、教育界、マスコミのダチョウ達に、
童話作家の宮沢賢治の残した言葉をお伝えします。
「自分が真実から目をそむけて子どもたちに本当のことが、語れるのか」
応援メッセージが続々!グーグル八分の前に保存を!
歴史学者達って「子供達に捏造歴史を教えても恥しくない」のでしょうか。
まさか歴史学者達こそが歴史学を冒涜する「歴史修正主義者集団」だったなんて。
マスコミにとって国民に対する最も重要な規範とは「真実を伝える事」ではなく「歴史学者の主張を鵜呑みにさせる事」なんですね。
日本人がバカばっかりなのは、「マスコミ報道を鵜呑みにしてきたから」ですね。
マスコミが歴史学の欺瞞を隠蔽するのは、「歴史学がマスコミの欺瞞を隠蔽してくれるから」なんですね。
歴史学がマスコミの欺瞞を隠蔽するのは、「マスコミが歴史学の欺瞞を隠蔽してくれるから」なんですね。
この国が「嘘つきの天国」になったのは、「嘘つきの学問とマスコミ」に責任がありますね。
邪馬台国の場所はこの国の歴史を「嘘つき達の手から解放するキッカケ」となりますね。
駄目だこいつ・・・早くなんとかしないと・・・
歴史学者をバカにする行為は社会常識として間違っていませんか?
「歴史修正主義者に対する正しい態度とは、侮蔑する事である」というのが社会常識です。
従って歴史学者をバカにする行為は社会常識として正しい態度です。
このように歴史学者達をネット上で匿名で批判する行為は倫理的、法律的に問題がありませんか?
歴史学における不正行為(歴史の捏造、改竄)の告発は社会正義の一種であり、
倫理的にも法律的にも何の問題もありません。
むしろ倫理的に問題がある行為とは、
歴史の真実から目を背け、ニセ歴史を学校教育を通じて国民に刷り込む行為でしょう。
「邪馬台国論争の真相」を応援したいのですが、どうすれば良いですか?
参考となるページをここに用意しました。
このページのタイトル、サブタイトル、本文及び応援メッセージを好きなように変更し、
あなたのホームページに貼り付けてみて下さい。
この画像は魔除けとしても使えるかもしれません。
或いはネット上の質問コーナーにおいてここで言及されている内容が本当なのかどうかを質問したり、
ネット上の公開ブックマークにおいて「邪馬台国論争の真相」のウェブページのどれかを登録するのも良いかもしれません。
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